さて、前回のブログでは、予約系の飲食業・宿泊業・サービス業などで利用できる予約サイトのサイトコントローラー をご紹介しました。
今回は、小売業の商品在庫管理システムについて、ご紹介していきます。
小売業では、自店舗での販売に加えて、自社HPでネット通販をしたり、リアル店舗で多店舗展開したり、Amazonや楽天、ヤフオクなどに出店して、多店舗展開をされている方もいらっしゃるかと思います。
また、これからネット通販に力を入れていきたいとお考えの店主さんも多いかもしれません。
リアル店舗、自社HP、通販サイトやオークションサイトの各々から、注文が入るのは、とてもありがたく、嬉しいことですよね。
しかし、常に各店舗の在庫数を把握しておかないと、本当は在庫がないのにネットでは在庫があるような表示になってしまい、販売してしまってお客様にご迷惑をおかけしてしまうことがあります。次の仕入れまでお客様が待ってくれればよいのですが、しびれを切らして代わりの商品を他店で購入したり、不便さから他店へスイッチングしてしまったりしてしまうかもしれません。
かといって、欠品のリスクを避けるために少し多めに在庫を抱えてしまうと、売れ残った商品が滞留在庫・デッドストック化してしまい、キャッシュフローが悪くなってしまいます。
小売業にとって、在庫管理は機会損失を防止するとともに、キャッシュフローをよくするためにも、とても大事な業務なのです。
そこで、(複数の)リアル店舗とネット店舗の在庫数をリアルタイムに把握する仕組みが必要になります。
前回のサイトコントローラー と同じような仕組みです。
さて、具体的なサービスですが、販売管理系のサービスやPOSレジのサービスなどで利用できるものがあるので、ご紹介します。
例えば、小売店向けのPOSレジシステムReTELAでも在庫管理の機能がありますし、Airレジ、UbiRegi、スマレジといった汎用的なPOSレジシステムでもできるものがあります。
これらのシステムでは、各店舗での在庫数を把握できる他、店舗間在庫移動や発注入出荷機能を持つものもありますので、これらのシステムを導入すると、商品在庫の管理を省力化することができますね。
いずれのサービスも、月額無料〜1万円程度で利用できますし(専用タブレットやキャッシュドロア、レシートプリンターなどの機材は、別途購入が必要です。)、消費税軽減税率対策補助金の対象事業であれば補助金を利用して導入できます。
これで、リアル店舗とネットからの在庫情報がリアルタイムで管理できるようになりました。
いずれのサービスも、POSレジ機能がありますので、売上情報や顧客情報も扱えるようになります。
売上情報が扱えるようになったので、次回は会計ソフトについて。